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2007年12月23日 (日)

日本の川~加古川(兵庫県)

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加古川は、兵庫県南西部を流れる一級水系の本流で、流路延長96km、流域面積1,730km²はともに、「播磨五川」の中では最大です。

この川もまた、保津川のように近世初期から中流域の岩場が徐々に開削され、滝野の闘龍灘を上流と下流の中継地点として上流の丹波から、播磨灘までの高瀬舟を用いた舟運が開かれました。

この舟運は物流幹線を担う地域経済の「大動脈」として明治時代まで続きます。加古川流域の各地域からの物資を河口部の高砂に集め、海運で大坂と結ぶ、今で言う物流ルートが形成されることで、播磨平野は大きく栄えました。

近世では、播磨平野の穀物生産性は世界一だったといわれていますが、この加古川が農業用水の水源として、また農産物の物流の大動脈として大きな役割を果たしていたのでしょう。

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中流の西脇市上比延町では東経135度線と北緯35度線が交差していて、日本へそ公園があります(上の写真)。また、この少し下流の加東市上滝野(旧・滝野町)には、水流が岩場を抜ける闘龍灘があります。1873年(明治6年)には、舟運の中継地点であった闘龍灘も開削されましたが、大正時代になると現在のJR加古川線が開通するなど、物流構造が変化し、舟運は鉄道に代替され姿を消すこととなります。

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