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2008年3月16日 (日)

丹波に春を告げる「おしゃかさん」

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3月15日はお釈迦様の入滅の日とされ、「涅槃会」が各地の寺院で催されます。ここ亀岡でも、篠町にある念仏寺で涅槃会が盛大に催されました。

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丹波柏原(かせばら)の「おしゃかさん」として丹波一帯のみならず、京都・洛西あたりでも親しまれている、念仏寺の涅槃会。この日にお参りした人に授けられる「おしゃかさんのはなくそ(花供)」(!)が「はめ除け」(マムシ除け)のお守りになるとして、近隣の農家の人々の信仰を集めています。

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涅槃会がにぎやかに催されるお寺は日本中にたくさんあれども、おしゃかさんのはなくそをいただけるお寺はそうそうないのではないでしょうか?この時期は、ちょうど春の農作業が始まるころ、私も小さいころから「はなくそ」を授かりに行くのが恒例となっています。

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このお寺のご本尊である釈迦如来像は室町時代の作と伝えられ、もとは広大な伽藍が広がる大寺院だったそうです。その後、幾度かの兵火などにより廃寺になるなどして、現在の場所に落ち着いたのは明治初年といわれています。その後も、近隣の住民によって手厚く祀られてきました。

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さて、「はなくそ」とは、千盛講という信者の人々が、千個の小餅を供えたのがその起こりとか。

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これが「はなくそ」の正体。中にはパチンコ玉ほどの大きさのお餅が入っています。そう、はなくそとは、お餅のことです。毎年、この時期が近づくと、近所の方々がお寺に集まってせっせとお餅を作っておられる姿に出会います。

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さて、この「おしゃかさん」、旧山陰街道沿いにたくさんの露店が並ぶのですが、なぜか昔から植木屋さんが多いのが特徴です。農家の方のお参りが多いからなんでしょうか。畑に植える果物の苗や、見事な盆栽まで、最近ではハーブの苗やきれいな花など、いろいろ見ているだけでも面白いのです。

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前日までの雨も上がり、おだやかな春の日差しに恵まれて、気持ちの良いおしゃかさんになりました。

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ちょっと小腹が空いたので、私は回転焼きを買いました。「つぶあん」「カスタードクリーム」「抹茶餡」はわかるとして、「チーズナポリ」って??(笑)

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どんなに寒くて長い冬の年も「おしゃかさん」が終わると丹波に春がやって来る、といわれています。あちこちで田畑の準備が始まり、いよいよ春本番。プロジェクト保津川の「春のうららの保津峡クリーン作戦」も天気に恵まれるといいですね。



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