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2008年4月20日 (日)

プロジェクト保津川第1回総会が開催されました

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プロジェクト保津川の第1回総会が亀岡市立保津文化センターにて開催されました。

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先月に特定非営利活動法人格を取得して新たなスタートを切ったプロジェクト保津川にとって初めての総会です。当然ながら、理事のほとんどもこんな経験は初めて。早目に集合して、各自が分担して印刷を行なった書類を、手分けしてまとめて封筒に詰めます。

いつもの掃除ならいざ知らず、こういう事務作業は勝手が違い、なかなかに大変なものです。

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さて、総会には正会員を中心に51名(うち9人は委任状出席)の出席をいただきました。もちろん、賛助会員としていつもご支援いただいている皆様にもオブザーバーとしてご出席頂いています。

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はじめに坂本代表より議長団の選出などの提案が出され、その後、事業報告書や決算、今年度の事業予定や予算など、重要な議案が次々と審議されます。

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私たちにとってもなにぶん初めての経験なだけに、至らない点も多々ありましたが、全ての議案について無事に承認をいただき、なんとか初めての総会を終えることができました。

さて、総会が行なわれている間、別の部屋では交流会の準備が進んでいました。

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せっかく皆さんで集まっていろいろと話が出来る機会なだけに、単なる「総会」に終わらせるのはもったいない、と、2月の「川魚食文化体験」でもお世話になった亀岡行事食研究会の皆さんに、今回も亀岡の食材にこだわったおいしい郷土料理をお願いしていたのでした!

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こちらは会員の方から届けられたワラビ!なんと、総会でみんなで食べるように、とわざわざ近くの山で採ってきていただいたのでした!

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2階で会議が進む間に、下の大広間でも交流会の準備が進みます。本日のメニューはといいますと。。。(下のメニューをクリックすると拡大します)

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  • 亀岡の美味しいお米のおにぎり
  • 箱寿司
  • 焼き豚
  • 鶏のから揚げ
  • 煮しめ
  • 出汁巻き
  • おさつのサラダ
  • ワラビの白和え
  • 菜の花のからし和え
  • カラカワと昆布の炊き合わせ
  • 山椒の花のたいたん
  • 胡瓜のきゅうちゃん漬け
  • ギョウザ

どれもみな、亀岡の食材にこだわった、手作りのご馳走ばかりです。ちなみに「カラカワと昆布の炊き合わせ」の「カラカワ」ってご存知ですか?メニューによると

“山椒の木を10cmくらいに切り、鍋に水と灰を入れ煮込み、皮が柔らかくなった所で木から灰をはがし。上皮をもみ取り、中皮だけにしたものを「カラカワ」と言います。その珍しい「カラカワ」と昆布とを美味しく炊き合わせました。”

どうでしょう、美味しそうでしょう?

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交流会には、プロジェクト保津川を賛助会員としても応援いただいている栗山正隆・亀岡市長にも来賓としてお越し頂き、これからの保津川と私たちの活動に対して力強いエールをいただきました。

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また、藤城進・京都府南丹広域振興局長にも来賓としてお越しいただきました。

藤城さんは、たまたま前日に嘉田由紀子・滋賀県知事とお会いになり、「保津川のことも、よろしくお願いしますね」とおっしゃってました、とのことでした。嘉田さんは知事になる前は研究者として琵琶湖の環境保全に取り組んでこられ、また淀川流域委員会の中心メンバーとしてもダムの問題などに積極的に発言されてきた方です。まだ知事になっておられなかったころにお話を伺ったこともありますが、人と環境の共生といったことに真正面から取り組まれていた姿勢には、大きな感銘を受けました。いつか、保津川でも、流域のみんなが川のことをワイワイと考える、そんな日が来たらいいなあ、と思っています。

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さて、来賓のごあいさつの後は、お待ちかねのお食事。左は菜の花のからし和えです。この菜の花も、わざわざ今日のために摘んできていただいたもの。後ろの煮しめも、本当に美味しかったです。

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美味しい料理の数々に、感謝感激です。

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行事食研究会の皆さんから、料理の解説もいただきました。いつもありがとうございます。

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来賓のごあいさつ、というややもすれば堅苦しいお話を市長さんにお願いしたわけですが、食事が始まるとうって変わって楽しいお話をいっぱい聞かせていただきました。保津峡で潜って魚採りをした話、小鳥を捕まえて食べた話、山陰線の線路を歩いて帰るときにトンネルの中で列車に出くわした話。今だったらどれをとっても怒られるではすまないような話ばかりですが、逆に私たちにはそんな時代に少年時代をすごしてこられたことが羨ましくも思えます。

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そんな市長さんの楽しいお話につられるように、「昔はこんな風だったよ」という思い出話が、ご年配の皆さんの口から次から次へと語られます。私たちが失いつつある川の文化、とでもいうのでしょうか。

「魚が何十匹と獲れた」「わしは獲れすぎて重たいから、とちゅうで捨てて帰った」「のどが渇いたら川の水をそのまま飲んでた、それほどきれいな水だったよ」「船大工さんが生きているうちに、何とか木造船を復活させて」などなど、話題は尽きません。

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つくづく思うのは保津川は「近くて遠い川」になりつつあるのではないか、ということ。そうならないように、頑張らないといけないなあ、と思ったのでした。

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普段は保津川下りの船頭として活躍されているプロジェクト保津川の森田理事からは、最初はたった一人で始めたゴミ拾いだったのが、こうしてみんなで川のことを考えられるような組織が出来たことに対する感謝の想いが述べられました。

川下りに今は年間30万人もの人が来てくれているのに、ゴミだらけの保津川のままだと、いずれ誰も来てくれなくなる、それでいいのか?、と一人でゴミ拾いを始めたころは、「何かっこつけとんねん?」「そんなんしてもしゃあない」と言われたこともあったそうです。

川で仕事をさせてもらっているんだから、自分たちの職場である川を綺麗にするのは当たり前、と思って、ここまで頑張ってこられたわけですが、そうは言っても一人の力だけでは、出来ることに限りがあるのもまた事実ではあります。だからこそ、職業や立場を超えて、みんなで川のことを考えたいものですね。

プロジェクト保津川は今後もみなさんとともに、保津川の環境保全を通じてさまざまなことにチャレンジしていきたいと考えています。今後とも、ますますのご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

プロジェクト保津川 原田

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