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2008年4月 8日 (火)

バングラディシュからプロジェクト保津川へのインタビュー

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今日は、JICA(国際協力事業機構)によるバングラディシュ政府の方を招いての研修の一環で、私たちプロジェクト保津川への聞き取り調査がありました。

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今回、亀岡を訪れられたのは、バングラディシュで地域の経済振興を担当されているお2人。日本各地の地域の実情を視察に来られたのですが、その一環として、私たちプロジェクト保津川の取り組みについてインタビューに来られました。

日本の各地域でさまざまな環境保全の取り組みがなされていて、それに関わっている団体もたくさんある中で、私たちプロジェクト保津川は、一般市民や公務員、保津川下りの船頭さん、大学関係者など、普段はさまざまなところに所属している人が、「一住民」としてNPOを立ち上げて活動を行なってきた経緯や、どうしてそれに参加しよう、と思ったのか、その動機などについてお話しいただきたいという事でした。特に市役所で働く人が、その肩書きは関係なく、「住民」として活動しているという例は世界的にも特徴的だそうです。

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様々な立場の市民が寄り合って、自主的に公共性を持った社会活動を行ない成果を出しているプロジェクト保津川の活動をインタビューしてもらえた事で、亀岡のNPO活動の一端を理解してもらえたのではないかと思います。

バングラディシュと日本では、環境も違えば社会的な背景もまったく異なります。しかし、日本も、明治期から高度成長期にかけてさまざまな環境問題を抱え、一つずつ乗り越えてきたという「経験」があります。プロジェクト保津川も、何も無いところから突然生まれてきたわけではなく、脈々と続いていた流域の歴史の中ではぐくまれてきた経験が、今、新たなNPO活動という形に結実しているのだと思います。

いつの日か、バングラデシュにも私たちのような住民発のNPO、いわばプロジェクト保津川スタイルのNPO活動が始まるような事につながれば、これもまた私たちの活動の目指す成果として大きなものになるのではないでしょうか。

プロジェクト保津川は保津川のゴミ問題をメインテーマにしていますが、もともとはたった一人の船頭さんが、これではダメだ、と始められたゴミ拾いがその原点です。そしてそこにさまざまな人が、「手伝おう!」「面白そうやな!」と、一人、また一人と集まって今日のような形になりました。亀岡でも、そしてバングラディシュでも、そんな一人ひとりの小さな行動がきっかけで、社会の動き方そのものが変わるのではないでしょうか。

そしてまた、私たちにとっても、こうして社会的な状況のまったく違う人たちと情報交換する事は、自分たちの活動を意味を改めて考えるいい機会になったと思います。

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わずかな時間の中で、どれだけのことが伝わったか分かりませんが、いつの日か、保津川から世界に向けて何かが出来ればいいなあ、と夢見ています。

 

プロジェクト保津川 原田

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