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2008年5月29日 (木)

川の気持ち

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昨日の記事、「今日は川止めです」にちなんで少々。

三・四・五人水などの各水位は多少上下はするものの昔から決められています。そこには先人たちの知識と経験がこめられています。

「五人水」は保津川下りの中で最高のスリルが味わえます。そして、私たち船頭にとっては最高の技術と経験が必要とされる、私たちの「技」の見せ場でもあります。そういう私も10年前に初めて「五人水」の水位で舵を取ったときは緊張して足が震えたものです。(皆さんの命をあずかる重圧で・・・)

その当時先輩の船頭さんが言っていた言葉が心に残っています。

「水が増水してくるとだんだん川が怒ってくる。川をなだめながら、舟を流さなあかん!」

と。そうなんです。川の流れに対して逆のことをするとうまい具合に船が操れません。

日々、川の流れは変わります。その都度、川の流れを読み、舟を操らなければなりません。
川にも「気持ち」があるんです。だから、一定の水位を超えると、舟は流しません。なぜなら、川が私たちではなだめられないほど「怒って」いるからです。

いつから、人間という動物は、自然の気持ちを理解できないようになったのでしょうか?

昨日、保津川下りを予定されていた方、残念でしたが、またのお越しをお待ちしております。

プロジェクト保津川 河原林

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