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2008年9月 1日 (月)

京都新聞「水辺の情景」でプロジェクト保津川が紹介されました

Kyotonp20080829

8月29日付けの京都新聞(丹波版)の連載「水辺の情景」に、プロジェクト保津川の定例清掃会のことが紹介されました。(写真をクリックすると拡大します)

このエッセイは、京都の水文化を調査研究されている団体「カッパ研究会」の鈴木康久さんが、8月10日に行われたの定例清掃会での体験をもとに、保津川へのご自身の思いを綴られたものです。年代や性別も異なる多くの清掃会の参加者のみなさんの「川への思い」を紹介しながら、人と川の自然な“ふれあい”の大切さと、そのつながりを守るべき利用者の負うべきマナーについても触れられています。

保津川・岸辺を美しく  人集い 目的持ち清掃活動

この夏は、平年よりも七月の平均気温が一・八度も高い。おのずと水辺に行くことが多くなる。魚釣り、バーベキュー、川下りなど楽しみ方もいろいろ。「川に御礼」がしたくなり、保津川の清掃に参加した。NPO法人(特定非営利活動法人)プロジェクト保津川の企画である。

朝8時、保津橋の下に大学生から六十代の方まで二十名ほどが集まっている。保津川下りの船に乗って、川の中の立ち木に引っ掛かっているビニールを取る。船から川底の石が見える。透明度は高い。下水が整備され、工場からの排水も規制されたことで河川の水質は昭和五十年ごろから良くなった。ただ、木になることに船の櫂をこぐと泥が舞い上がる。この泥のために魚が少なくなったといわれている。魚や水生昆虫のためにはゴロタ石(浮石)と川底との空隙が必要。人間だって泥の中では息ができない。

岸につき、三十分も河原を歩くと、ごみ袋が一杯になる。想像していたようにビニール、空き缶の類が多い。椅子などの粗大ごみもある。今回、初めて参加した京都学園大の西沢さんは「できることをしたいから」。皆勤賞のダンスインストラクターの松本さんも「環境にやさしいことをしたかったから」。「今日、何が楽しかった」と聞くと、恥ずかしがって無言の嵯峨美の女子大生。佐川急便の社員の方が八名も参加されている。この時にしか会うことがない人たちが、それぞれの目的を持って集う。

川の清掃活動をされている団体は、桂川流域だけでも十五以上もある。その一方で町中に捨てられたビニールや空き缶が、雨が降るたびに川へと流れ込む。保津川はごみ箱ではない。

かっぱ研究会:http://www.kappa-kyoto.vis.ne.jp/

次回の定例清掃会は9月14日(日)、ぜひ一度、朝の保津川へ足をお運びください!

(H)

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