京の台所・錦市場に保津川の筏登場!
今回、筏復活プロジェクトの展示をさせていただいたのは、錦市場でももっともにぎやかな堺町にある「昌の蔵」。錦市場でも数少ない本物の京町家が残るこの場所は、現在は和のギャラリーとして親しまれています。実はこのお店、つい1年半ほど前までは、お蕎麦屋さんでした。錦の「山茂登」(やまもと)といえば、思い出される方も多いのではないでしょうか?錦を訪れた人の憩いの場としても親しまれていたお店でしたが、昨年のはじめに惜しまれながらもお店を閉じられ、町家を修復し一般公開されるようになりました。
- 「昌の蔵」 http://sho-no-kura.com/
- 「京町家再生の試み」 http://www.kyomachiya.net/saisei/saisei/33.html
江戸時代の末頃から戦前までは仕出屋を営まれていたのですが、現在の建物(明治35年築)の新築祝いには富岡鉄斎から書が贈られるなど、当時からの文化人が集う場所でもありました。そんな京都の「ど真ん中」で、今回、筏復活プロジェクトの展示をさせていただくことになりました。寺社仏閣から庶民の家まで、京都の建築を陰で支えてきた保津川の筏流し。もしかすると(というよりは、きっと)、このお家の材木も丹波の山で切り出され、保津川の筏で運ばれてきたものかもしれません。
また、展示にあたっては亀岡市文化資料館からも数々の貴重な資料の提供をいただいています。秋の京都を訪れられた皆さんに、京の町を支えてきた保津川の水運の息吹を少しでも感じていただければ、と思っています。
また、今回は展示とともに保津川の水に育まれた新米「アユモドキの里 保津のひかり」と「丹波七福神枚」の即売も行っています。日本にたった2ヶ所しかないアユモドキの繁殖地の一つである保津川。その保津川は京の都の穀倉地帯として、ゆたかな恵みを丹波地方にもたらしてきました。
日本穀物協会の食味試験で最高ランクの特Aにもランキングされた「保津のひかり」、お持ち帰りいただきやすい2升(2.8kg)での販売となっています。この機会にぜひお買い求めください。なお、この収益は保津川の環境保全やアユモドキの保護活動に役立てられます。
さて、「昌の蔵」には、陶工房「器土合楽」が併設されています。ひとつひとつ、職人さんの手によって作られた京焼きの器は、どれも手にしっくりくるやさしい風合いの器です。好みに合わせたオーダーメイドも可能!ぜひ一度、手にとってご覧ください。
錦市場にお越しの際は、ぜひ「昌の蔵」へお立ちよりください!
(H)
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