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2008年10月14日 (火)

城下町の危機!! ~まちなみ保全を考える

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先日行われた「ふるさと清掃運動会in保津川」で、「亀山城城下町を守る会」のみなさんから緊急アピールと参加者の皆さんへの署名のお願いをいただきましたが、今、歴史ある亀岡の城下町の町並みが危機に瀕しています。

「丹波の祇園祭」とも称される亀岡祭の鉾町のひとつ、三輪山をかかえる本町で今、町屋が壊され、「短期滞在型共同住宅」、いわゆるウィークリーマンションが建設されようとしています。

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この一角は、古い町家が立ち並び、城下町の情緒を今に伝え、多くの取材や映画のロケ地に使用されてきた場所でもあります。その3軒が肩を並べる町家の「ど真ん中」に突然、マンションの建設計画が立ち上がり、付近の住民の皆さんの反対運動もむなしく、町家は取り壊されてしまいました。

問題の場所は西隣に国の登録文化財に申請中の小川治兵衛七代目翁作の庭園があり、東隣には「亀岡駅周辺まちづくり協議会」が町家カフェを開設されるなど、城下町・亀岡の観光の拠点として、今後の城下町のあり方を考える、いわばモデル地区とも言える場所です。

しかし、残念なことに亀岡市にはこのような歴史的景観を壊すような建築を制限する条例等がなく、またこれまでにもこのような問題を市民も行政も経験したことがなかったため、あっという間に問題は深刻な状況を迎えてしまいました。

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ちなみにこの町家が並ぶ一帯は、今年4月に亀岡市文化資料館と共催で実施した「城下町クリーン・ウォーク」で、参加者のみなさんと一緒に歩いた場所でもあります。今回、取り壊されてしまった町家は、ちょうどプロジェクト保津川の青いノボリの後ろに建っていたのです。

一度壊したものは二度と戻ってきません。壊すのは簡単ですが、守り抜くのはとても大変なことでもあります。地域の文化は、単なる個人の財産なのか、それとも地域みんなで守っていくべき市民共有の財産なのか、まさにそのことが今、問われています。おりしも今、城下町は亀岡祭の真っ最中。これからのまちのあり方を、もう一度みなさんと一緒に考えたいものですね。

(H)

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