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2008年11月 6日 (木)

「保津川環境マップ」が「京のチカラ・明日のチカラコンクール」京都府知事賞を受賞!

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昨日(11月5日(水))、京都市の平安会館にて、京都府が進める「地域力再生プロジェクト」の一環として、「京のチカラ・明日のチカラ コンクール」(主催:京都府、京都新聞社)が開催されました。

このコンクールは地域の課題を解決し、地域の自治力を高め、「地域力」の再生に向けた行政と住民との協働事業や施策の提案をおこなうもので、私たちプロジェクト保津川は「リアルタイム環境マップを通じた里川復活」と題して、現在開発を進めている環境マップシステムを用いた環境保全活動を提案させていただき、最優秀賞である「京都府知事賞」を受賞しました。

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保津川をはじめ、各地で産業廃棄物の不法投棄やポイ捨てなど、ゴミの問題が深刻化しています。その大きな原因は、川をはじめとした身近な地域の環境に、以前のように人々が関心を持たなくなったことにあるのではないか、と思います。かつては、「悪いことするとお天道様が見ているよ!」なんて言う風に言われたものです。つまり、「近所の目」「周囲の目」があったからこそ、あまりむちゃなことはできなかったわけですが、そのような「目」がなくなった、つまり人々の暮らしの中で環境が身近なものではなくなり、人々の関心が薄れてしまった結果、さまざまな環境問題が引き起こされたのではないでしょうか?

たとえばGWに実施したBBQゴミ一掃作戦でも実証されたように、徹底的に掃除をすることで捨てられるゴミの量は減るものです。しかし放っておくと「ゴミがゴミを呼ぶ」という状況も生まれてしまいます。これは何もゴミだけに限った話ではなく、「割れ窓理論」に代表されるように、ほんのちょっとした軽犯罪を見過ごしていると、その地域は「環境」や「安全」に対して関心が低い場所だという誤ったシグナルを発することとなり、やがては深刻な問題を引き起こしかねないのです。

現在、私たちが開発を進めている環境マップシステムは、携帯電話とインターネットという現代の道具を用いて、誰もが気軽に川を見守ることができるシステムをめざしています。そしてこのシステムの大きな特徴は、今までは漠然としか捉えられていなかったゴミ問題を、住民の皆さんから寄せられた情報をもとにデータベースを構築し定量的な分析を行うことで、対策が非常に困難な漂着ゴミのような問題に対しても、抜本的な対策の立案に貢献できることにあります。また、全国どこの地域でも低コストで導入が可能という長所もあります。

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今回はこのような点を評価していただいたものと思いますが、このコンクールに参加した一番の収穫は、京都の各地で展開されている、さまざまな特徴ある取り組みについて知ることができ、また多くの皆さんと意見交換をできたことにあると思います。

このプロジェクトの実施にあたっては、助成をいただいているTOTO水環境基金や地元自治体である亀岡市、そしてプロジェクト保津川の会員のみなさまをはじめ、多くの方々のご支援をいただいており、この場を借りて御礼申しあげます。

今後も地域で認められ、全国から注目を集めるNPOを目指して頑張っていきたいと思いますので、これからも変わらぬご支援をお願いいたします。

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(H)

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京の台所・錦市場にて保津川筏復活プロジェクトの展示会開催中!(~11/29(日))

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