« 桂川クリーン大作戦清掃場所を視察してきました | トップページ | 暖房船でポカポカ保津川下り! »

2009年2月 8日 (日)

21世紀少年?!~亀岡市篠町にて~

Img_9302_1_3

亀岡市篠町にある長尾山に行ってきました。ここで「21世紀少年」を目撃した?!

亀岡市篠町王子にある長尾山は、京都府の亀岡市土地開発公社の長期保有地。いわゆる「塩漬け」の土地です。この長年、手つかずの山を住民の手でよみがえらせようと、地元・篠町自治会が立ち上がりました。同自治会の「まちづくり推進会」が中心となり、2007年より林道や展望台の整備を行っています。昨年12月の「桜の植樹」には約70名の参加者があったそうです。

噂はかねがね聞いていましたが、忙しさにかまけてなかなか伺うことができず、今回初めて、整備活動に参加しました。

それは噂以上のものでした。

朝9時に現地へ行くと、すでに6人ぐらいの方々が集まっていました。みんな50~60歳ぐらいの人たち。若い方も来られるかと思いきや、みなさん、ほぼ同年齢。初めて参加される方もいらしたようで皆さん互いに自己紹介。朝礼後、早速入念な体操が始まりました。

Img_9292

その後、各自役割分担を決め、早速作業に入ります。皆さん、腰には「のこぎり」と「鎌」。山男の風格が漂っています。しかし、後で聞いた話ですが、参加されている皆さんはほとんどが「素人」。鎌やのこぎりがこんな高い物とは知らなかった(笑)とおっしゃる方も。それでも2年もの活動経験のせいか、みなさん手際よく、木を伐採されていました。

Img_9296

Img_9297

先に下草を刈る人、チェーンソーで木を切る人、切った木を細かく切ったり、枝を払ったりする人、3人が1組になって手際よく作業が進みます。私の入り込む余地なんてほとんどありません。

また、リーダーは残す木と刈る木を区別するため、白い布を巻いていきます。

Img_9299

これらは、ほとんどが「ヤマザクラ」のようです。自生したのでしょうか?桜は日当たり良くなければ大きくならないので、これだけ、日が注ぐと大きくなることでしょう。桜も喜んでいるように見えるのは私だけでしょうか。

今回刈り込んでいるところは、将来、「山小屋」などを建てる予定地なのだそうです。山小屋の一部には昨年行われた「筏復活プロジェクト」の筏で使われたヒノキが使われるとのこと、うれしい限りです。

みなさん、「あの辺りに小屋が来て・・・」、「あそこに遊具的なものが・・・」とさながら少年のよう。そうなんです。私たちが、少年時代、よく作った「秘密基地」を作っているかのようなのです。皆さんの「笑顔」がとても素敵でした。私もよく、少年時代、裏山に木切れや段ボールを持ち込んで、友人と「秘密基地」を作ったものです。そこは大人の入れない。子供たちだけの世界。どこか懐かしく、そして新鮮でもありました。今はこういう場所が少なくなったような気がします。そして、そこで遊ぶ子供も。

私は居場所がなくなり(笑)、散策道を歩いてみることに。ガイドを勧められましたが、まあ、仕事柄、山を歩く機会があるので断り、1人で出発。約2時間ほどで散策道を一周できるとのことで甘く見てました。ガイドを断ったことが後になって・・・。

Img_9298

Img_9301

このように比較的道幅も広く、傾斜のきつい所は階段的なものまで作ってあります。初めは木々がうっそうと茂り、けもの道的な所から、道を広げていったそうです。頭が下がりますね。

Img_9304_1 

頂上までの中間点辺りの展望台の景色。亀岡の街並みが一望できます。

Img_9306_1

頂上での景色。こんな近くにこんな素晴らしい景色が見られるなんて。お弁当を持ってきたらよかったとしばし後悔・・・。

しかし、ここからとんでもないことに・・・。

さあ下山しようと反対方向からぐるっとまわってみるとどこで道を間違ったのか、だんだん目的地と離れていくような感じ、尾根を2つも超えて反対方向に進んでいる感覚に。こんな小山で遭難?!まあ空は明るいし、遠くの山々は見えているので、見当をつけて下山。途中、こんな池にも遭遇。

Img_9309_1

ため池でしょうか?この下流には以前田んぼがあったそうですから、その名残かもしれません。リーダーから予備知識としてため池が2つあると聞いていたので、少し安心。対岸のせり出している木々は桜でしょうか?!春はさぞかしきれいなことだろうと、だんだん余裕も生まれてきました。

約2時間ほどで元の場所に戻ることができましたが、お昼も過ぎ、みなさん、心配して私の帰りを待っていただいていたみたいです。お恥ずかしい限りです。ちょっとした「プチ・アドべンチャー」(笑)を満喫できました。

こんな風に近くの山々で自然と触れ合うことも少なくなり、だんだん山と疎遠な生活を送っている現代。つい昔までは、山なくして生活が成り立たなかったのです。人々は山で田畑の肥料や焚き物を得、生産・消費の糧としていました。石油文明の発展とともに、山は放置され、だんだんと荒廃していきました。人の手が入っていた場所は、人の手が加わらないと荒廃していくのです。決して自然には戻らない。適度、適切な付き合い方が必要なのでは!これは私たちの活動でもある「川との付き合い方」とも共通しているのではないでしょうか。

今回、篠町の方々の「おじさんパワー」を垣間見て、まだまだ私たちにできること、やるべきことはたくさんあるんやな~、と再確認しました。

「21世紀少年」には負けられへんで~!!

(K)

|

« 桂川クリーン大作戦清掃場所を視察してきました | トップページ | 暖房船でポカポカ保津川下り! »

丹波の歴史・文化・自然」カテゴリの記事

保津川筏復活プロジェクト」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 桂川クリーン大作戦清掃場所を視察してきました | トップページ | 暖房船でポカポカ保津川下り! »