桂川クリーン大作戦清掃場所を視察してきました

先日、2月15日（日）に開催される予定の「桂川クリーン大作戦」の清掃場所を視察してきました。

この日は小春日和の暖かい一日となり、会場となる嵐山・中之島公園一帯にはこの時期にも関わらず、多くの観光客の方々が訪れていました。

この陽気に誘われてか、梅の花も咲き始めています。

万葉集でも明らかなように、かつての貴族は桜より梅の花を愛で、句を詠んでいます。中国文化の影響もあったかもしれませんが、寒い冬の最中、春の訪れを可憐に一足早く告げるこの梅の花をことさらに愛でたのもわかる気がしますね。春の足音がもうそこまで・・・。

ここが今回の集合場所。中之島公園の有名な「枝垂れ桜」の前にみなさん集まってください。そして、ここから中之島公園を抜け、嵐山東公園まで堤防沿いを散策しながら、清掃する予定です。いつもの定例清掃会で行われる「がっつり」（笑）清掃するというよりは、観光地ということもありこのあたりはしっかり清掃が行き届いていますので、散策という形になるのかな、そう思って歩いていると・・・。

しかし、一転、川に目を向けてみると・・・。

大量の漂着ごみ！！

ここより上流は民家もなく、ここまで漂着ごみが発生するはずもなく。そうなんです。これは明らかに嵐山以北から流れてきたもの。そう私たちの町から！！

中之島公園に架かる小さな橋のたもとにも。先日の大雨で、大量の漂着ごみが打ち上げられています。

清掃当日は、主催者側の意向によりこういった河川敷での清掃は行わない予定ですが、一目この現状を見ていただき、今後の私たちの活動の参考にしていただきたいと思っています。

目の前（保津川）からなくなったとしても、下流の住民さらには観光に来られている全国、全世界からの方々の目の前にさらされていることを。なにか私たちの心までもがさらされているかのように・・・。

嵐山には年間約800万人の方々が観光で訪れている・・・。

みなさまのご参加お待ちしております。

（K）