京筏組シンポジウムが新聞で紹介されました!
保津川筏流しで振興を
亀岡でシンポ、観光、環境を議論![]()
筏流しを生かした地域づくりについて話し合う参加者(亀岡市曽我部町・京都学園大)かつて木材を京都に送った保津川の筏(いかだ)流しの復活を通し、流域振興を考えるシンポジウム「筏がつなぐ山、川、そしてまち」が27日、京都府亀岡市曽我部町の京都学園大で開かれた。筏下りが名物の和歌山県北山村の関係者らを招き、筏を使った観光や産業の展望について話し合った。
昨年、地元のNPO法人や亀岡市文化資料館などでつくる「京筏組」が、約60年ぶりに保津峡で筏流しを再現。次のステップとして、筏の技術や文化を地域に生かす方法を考えるため、シンポジウムを企画した。
亀岡市や南丹市、京都市から約60人が参加し、「観光」や「環境」などテーマ別の4グループに分かれてアイデアを出し合った。
観光がテーマのグループには、筏下りに年間約1万人が訪れるという、和歌山県北山村の奥田貢村長が参加。「北山村も筏流しの伝統があり、地域資源として活用した。保津川でも観光筏下りは可能だと思う」と話した。
議論に加わった保津川遊船企業組合の船頭豊田覚司さん(33)=亀岡市下矢田町=は「保津川で筏下りが実現できれば、非常に値打ちが出る」と話し、安全確保の方法などを熱心に質問していた。
ほかのグループからも、流した木材を京都市内でベンチとして活用したり、未解明な点が多い筏流しの歴史研究を進める、といったアイデアが上がっていた。
京都新聞 2010年2月28日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100228000050&genre=I1&area=K40
数年前までは、夢のまた夢だった筏流し、こうしてたくさんの方に知っていただき、川に関心を持っていただけるようになったということが、今では夢のように感じます。さあ、今年の筏は何を甦らせるのか?今から楽しみです!
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