木津川
三川合流して淀川となる川の1つ、木津川。
三重県の青山高原や、鈴鹿山脈に源を発して京都府南部を流れ、京都・大阪府境で宇治川や桂川と合流し淀川となります。
南北朝の南朝が置かれたのも、木津川中流の笠置、歴史の舞台にもたびたび登場します。
ところで、大阪湾から淀川にも、実は天然遡上の鮎がたくさん帰ってきているのですが、その多くは水が綺麗な木津川をさかのぼっていくそうで、桂川へと帰ってくる鮎はほとんど居ないそうです。
僅かに上ってきた桂川の鮎も、川を分断するように作られた堰堤のせいで、保津川までは上ってくることは出来ないそうです。
かつては皇室への献上鮎として、日本一と称された保津川の鮎。いつか復活して欲しいものです。
| 固定リンク
「日本の川」カテゴリの記事
- 絶望感!(2011.12.22)
- シンポジウム「川は誰のもの?」、2日目も無事終了!(2011.02.16)
- 観光舟運による都市再生・地域活性化フォーラム(2010.11.04)
- 淀川庭窪わんど外来水生植物駆除活動に参加してきました!(2010.06.19)
- 木津川(2010.05.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント