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2010年8月16日 (月)

保津川の安全対策合同会議が新聞で紹介されました!

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先日行われた、保津川下りやラフティングカンパニー、JR、行政のみなさんとの安全対策の合同会議が新聞記事になりました。

保津川、安全確保へルール作り進む

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保津川下りの舟に進路を譲るラフティングボート。安全に川のレジャーを楽しめるルールづくりが始まる(亀岡市篠町・保津川)

全国の行楽地でレジャー中の事故やトラブルが多発する中、保津川(桂川)独自の「ローカルルール」を作る試みが今、亀岡市のNPO法人「プロジェクト保津川」の呼びかけで進められている。川の恩恵を受ける企業や市民、行政が知恵を出し合い、マナー向上や景観保護につなげるのが狙いで、川利用の独自ルールを作るのは全国的にも珍しいという。

関西有数の川遊びスポットとして人気を集める保津川には、川下りの舟やラフティングボート、カヌーなどが行き交い、川岸では釣りやバーベキューを楽しむ人々の姿も多い。しかし近年は、ごみのポイ捨て、ぬれたままの服で電車に乗る、などのマナー違反のほか、舟やボートの進路を妨げるなど事故につながりかねない行為が増えているという。

川で営業する企業同士は進路の譲り方などを申し合わせているが、一般のレジャー客の行為を規制する仕組みはなく「利用者のモラルに任せているのが現状」(同法人)という。まずは、川にかかわる団体が現状や課題を共有しようと、先月末に保津川遊船企業組合やラフティング運営会社8社、JR、府、亀岡市などでルール作りに向けた合同会議を立ち上げた。

策定を目指すローカルルールでは川の危険個所や立ち入り禁止区域、川の航行法などに関する情報発信に主眼を置き、安全を害する行為を規制。同様のルールを設けている北海道のニセコスキー場は違反者のスキーリフト券を没収するなど独自の罰則も設けている。

ルール作りを呼びかけたプロジェクト保津川副代表の原田禎夫・大阪商業大准教授は「川から人を遠ざけるためのルールではなく、誰もが気持ちよく川に親しむための基準にしたい。意見も公募して、時間をかけてでもみんなに必要と思ってもらえるルールを作りたい」と話している。

京都新聞 2010年8月10日(金)
http://www.kyoto-np.co.jp/tanba/article/20100813000057

保津川は、最近では関西随一の川遊びスポットとして人気を博し、トロッコ列車には90万人、保津川下りには30万人、またラフティングにも2万人ものお客さんがお越しになっています。また、個人でカヌーやラフティングを楽しまれる方もたくさんお越しになっています。

しかし、その一方で川のことをよくご存知ない方が、残念ながら事故を起こしてしまわれることも少なくありません。たとえば保津川には保津川下りの船が安全に航行できるようにさまざまな工作物があります。数年前にも、急流中に設けられた胴木と呼ばれる丸太にカヌーの方がひっかかりケガをされる、という事故がありました。

こうした工作物は何百年も前から設けられているもので、いわば保津川が水運の川として今も現役の川である証ともいうべきものですが、そういった情報が適切にみなさんに伝わらないと、防げたはずの事故が起こってしまいかねません。

ネットで保津川のことを見ていると、「(四国の)吉野川なんかに比べたら楽勝」「保津川下りの舟がウザイ」といった書き込みも散見されます。

しかし、保津川には保津川の、何百年と受け継がれてきた川のルールがあり、それは他の川と比べてどうこう、といったものでもありません。安全にかかわる情報は適切に開示し、防げる事故は防いで、みんなが楽しく川で遊べる、そんなルールづくりをめざしていきたいと思っています。

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